オープン・リサーチ・センター

Topics 概要 組織 設備 主要な技術 研究活動 これまでの活動 研究成果の公表状況 リンク
 

2005年度のトピックス

   

2006年3月11日(土)公開シンポジウム
「バイオイメージイングがもたらす可能性を探る」

3月11日(土)本学目白キャンパス八十年館851教室においてORC公開シンポジウムが開催されました。当日はORC設立当初から関わられた大隅正子 本学名誉教授と本ユニットのコアメンバーによる5年間の研究成果の報告に加え、研究プロジェクトにご協力いただいた共同研究者の中でも主要な3名の研究者 と本ユニットにPDとして参加し、現在米国コロラド州立大学で活躍する釜澤尚美博士を招聘して、バイオイメージング技術のもたらした研究成果や今後の可能 性について活発な討論がなされました。本学後藤祥子学長の挨拶から始まり、4時間半の予定のシンポジウムは時間をオーバーし、盛況の内に無事終えることが 出来ました。以下、プログラム及び当日の様子です。

日 時: 2006年3月11日(土) 13:00〜17:30
場 所: 日本女子大学目白キャンパス 八十年館851教室
   

 

     
プログラム:  
  13:00〜 開会の辞(松影昭夫)
       学長挨拶
   
   
  13:05〜 ORC設立目的(大隅正子)
   
  13:10〜 ORC経過報告(永田典子)
   
〈セッション1〉       司会:永田典子
  13:20〜13:40 許斐麻美・大隅正子
   「酵母の超微構造と機能に関する構造生物学的研究」
   
 
  13:40〜14:15 山本正幸(東京大学大学院理学系研究科)
   「分裂酵母の核内構造体による減数分裂の制御」
   
   
  14:15〜14:50 馬渕一誠(東京大学大学院総合文化研究科)
   「細胞質分裂におけるアクチン細胞骨格の形成」
   
   
  14:50〜15:10 今市涼子
   「植物の構造多様性の総合的解析」
   
   
  14:10〜15:30 休 憩
   
〈セッション2〉       司会:今市涼子
  15:30〜15:50 永田典子
   「植物細胞分化に伴う細胞内超微構造変化の解析」
   
   
  15:50〜16:25 釜澤尚美(Colorado State University)
   「中枢神経系におけるギャップ結合の役割:freeze-fracture replica
      immunogold labeling(FRIL)による解析」
   
  16:25〜16:45 青沼美樹・松影昭夫
   「細胞増殖/分化に伴う遺伝子発現シフトの分子細胞生物学的研究」
   
   
  16:45〜17:20 井上喜博(京都工芸繊維大学ショウジョウバエセンター)
   「微小管結合タンパクOrbit によるショウジョウバエの細胞分裂
      およびアポトーシスの制御」
   
   
  17:20〜17:30 まとめ:ORCの将来と人材育成(松影昭夫)
   
   


2006年2月25日(土)
豊明幼稚園 公開科学教室 報告

  2月25日(土曜日)10時より本学電子顕微鏡施設において豊明幼稚園年長組の親子を対象とした公開科学教室が開催されました。当日は44組 の親子が参加しました。始めに百年館の大教室で本学理学部の先生方から電子顕微鏡や観察する動植物についての説明を受け、続いて電子顕微鏡が設置されてい る施設に移動しました。走査電子顕微鏡で花粉とショウジョウバエを、透過電子顕微鏡で酵母菌を、蛍光顕微鏡を使って光るタンパク質を観察し、ミクロの世界 にたっぷり触れることができました。最後に実体顕微鏡を使って自分達が持参した色々な物を観察しました。  今まで知らなかった生き物の世界に触れた園児たちは、たくさんの不思議に思ったことを次から次へと活発に質問していました。観察した細胞の写真がうれしいお土産になりました。  以下、当日の科学教室の様子です。



2006年1月12日(木)
豊明小学校5年 電子顕微鏡見学会 報告

 1月12日(木)本学電子顕微鏡施設において豊明小学校5年生(120名)を対象とした科学教室が開催されました。1、2限目を使った前半グループ、 3、4限目の後半グループに別かれ、理科の時間に光学顕微鏡を通して観察した花粉やプランクトンを走査電子顕微鏡を使って観察しました。  光学顕微鏡では見られなかったミクロの世界を真近に観察する事が出来ました。今回は実際に電子顕微鏡を操作したり、試料を作製したりと貴重な経験ができ、充実した2時間になりました。  以下、当日の児童の様子です。





第2回「夏休み小学生科学体験教室」8月18日
***ミクロの世界を覗いてみよう***
実施報告

平成17年8月18日(木)13時30分〜15時30分まで本学電子顕微鏡施設において18組38名の参加により夏休み小学生科学教室が開催されまし た。当日は、最初に日本蜘蛛学会会員の梅林力先生から「クモ」に関する不思議で興味深いお話を聞かせていただき、続いて実際に走査顕微鏡と実体顕微鏡によ るクモや色々な昆虫を観察しました。  今まで見たことがなかった世界を電子顕微鏡を通して知ることが出来、子供達にとっては非常に貴重な体験が出来た1日だったようです。この機会を通じて自然科学に、より興味を持つ子供達が増えることが期待されます。以下に当日の科学教室の様子を紹介します。