日本女子大学オープン・リサーチ・センターは、文部科学省高度化推進オープン・リサーチ・センター助成事業の支援を受けて、日本女子大学の電子顕微鏡施設を母体として発足した、我が国の可視化技術の発展を目的とした
人材養成拠点である。
21世紀の生命科学分野においては、ゲノムプロジェクトをはじめとするゲノム機能研究の成果が一層求められ、個々の生体分子の生体内における機能を解明していく時代であるといえる。本センターは、生体分子の構造と機能を結び付ける可視化技術に関する最先端の研究活動を行なっている。また、研究者、専門技術者の養成や、研究成果の公開、啓蒙活動を進めており、我が国の可視化技術の基盤整備と高度化に貢献している。