2023年度のワークショップ・セミナーなど

難しくなる保護者対応トラブルをエコロジカル・マップづくりで出口を見つけよう)  終了 
    (ワークショップ2)

教師でなくても苛立つことが多い社会、時として保護者のトゲトゲしいもの言いに、落ち込んだり、腹が立つこともあるでしょう。でも、それは保護者の立場になってみると、むしろその要求は当然のことのように感じるかもしれません。エコロジカル・マップ(問題状況を見立てながら、解決の方向性を皆で話し合う)、ロールプレイ(ある保護者対応の場面を切り取って役割を演じてみる)を通して、教師の側が反省しなければいけないところ、譲ってはいけないところについて学びましょう。  保護者対応トラブルに遭遇した時に、教職員それぞれは本当にたくさんの情報を持っていますが、それらは共有されておらず、共通認識にも至っていないことで、対応が後手に回ります。同時に、渦中の担任教師が疲労困憊していくことも珍しくありません。ここでは対応が難しくなるケースの事案を、@具体的に図(エコロジカル・マップ)に描きながら、Aトラブルの全体構造を把握し、B誰が何をすると事態の打開へとつながるかをみんなで一緒になって考えることで、トラブル解決や縮小化の自信をつけてもらうワークショップを、小グループで行います。

 講師 小野田正利(大阪大学名誉教授)
 日時 2023年11月25日(土)13:30〜17:00 (受付13:00〜)
 会場 日本女子大学目白キャンパス
      百二十年館 B1階    「JWUラーニング・コモンズかえで」
 対象 現職教員,教育関係者,本学学生
 定員 40人程度
 お申込み:下の詳細プリントのQRコードまたはURLよりお申込みください。
 詳細プリント  



教職員のための教育法規-2023
−いじめ不登校重大事態を考える−
  (ワークショップ1)    終了 

近年,特に問題となっているのが,いじめ不登校重大事態です。今や不登校児童生徒はどの学校にも存在します。いじめ防止対策推進法上,その原因の一端がいじめにあると主張されると,学校の認識に関係なく,いじめ不登校重大事態として調査義務が発生します。その結果,教育委員会,学校は,アンケートや聴き取り調査に追われることになります。しかし,調査において,いじめ防止対策推進法やガイドラインに則った手続が取られず,物議を醸すケースが増えているのが現状です。本ワークショップでは,講義とグループ協議を通して受講者一人ひとりがリスクを回避する視点を養うことを目指します。

 講師 坂田仰(日本女子大学教職教育開発センター教授)
            戸田恵蔵(銀座第一法律事務所)
 日時 2023年6月10日(土)13:30〜16:30 (受付13:00〜)
 会場 日本女子大学目白キャンパス
      百二十年館12001教室
 対象 小・中・高等学校教職員,教育委員会関係者
 定員 30人程度
 お申込み:日本女子大学教職教育開発センター
   E-mail で@氏名、A勤務校、B住所、C電話番号、
   D卒業学科・卒業年をお知らせ下さい(本学卒業生のみ)
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