2010年度のセミナー、ワークショップ

 「日本女子大学・教職教育開発センター」設立記念セミナー
    「若手教員を育てる−教師の学習と成長」

 日時 2010年7月24日(土) 14:00〜17:00
 場所 日本女子大学新泉山館1階大会議室(目白キャンパス)
パンフレット   記念講演   記念シンポジウム

  教職教育開発センター設立記念セミナー「若手教員を育てる―教師の学習と成長」を7月24日、目白キャンパスにて開催しました。 無藤隆・白梅学園大学教授の記念講演及び記念シンポジウム「若手教員を指導する指導教員(メンター)の役割と課題」で 構成されたセミナーには本学卒業生の他、区市教育長など教育行政関係者等、小・中学校教員等、多方面から約百名にご参加いただき、 充実したキック・オフセミナーとなりました。

     
無藤隆先生記念講演 多くの質問を頂き
盛況なシンポジウムの様子
壇上のシンポジスト

 若手教員のためのワークショップ<1>
    「キレやすい子の理解と対応-アンガーマネージメント入門-」

 日時 2010年10月9日(土) 13:00〜17:00
 場所 日本女子大学百年館高層棟5階502・503会議室(目白キャンパス)
パンフレット

  本センターの第1回目のワークショップでしたが、小・中・高校教員に大学院生も加わり、熱気あふれる内容となりました。 最初は本田恵子先生のパフフルな講義に圧倒されていた参加者ですが、後半のロールプレイではクラスの子どもたちを思い浮かべながら児童・生徒役を「熱演」。 子どもたちが普段感じている怒りや困惑など多くの感情を体験することができたようです。 その後の事例検討では「今後、子どもたちにどのような力を育てていけばよいか」を中心に率直に意見を交わしました。 多くの方が「また、このテーマでワークショップを実施してほしい」という感想を書いて下さいました。

     
動画を見ながら
キレる子どもの言動を分析
ざわつく児童や
困惑する教師を「熱演」
ロールプレイで
感じた気持ちを話しあう

 若手教員のためのワークショップ<2>「小学校英語の授業づくり」
 日時 2010年11月6日(土) 14:00〜17:00
 場所 日本女子大学新泉山館会議室3・4(目白キャンパス)
パンフレット

  海崎百合子先生・市川容子先生を講師にお迎えし、子どもの言語習得の基本は「子どもが知りたい、知らせたいという気持ちを大切にすること」、 「子どもが答えたくなるような問いかけをすること」、「考えながら言葉を使う経験をすること」が大事であることを指導して頂きました。 アクティビティーでは気持ちを込めたやり取りや、歌やゲーム的要素を使ったウォーミングアップの時間を大事にしながら、 『えいごリアン』を視聴することで言語を使って様々な人とかかわることの喜びを感じることができました。
参加者にとってこの講座が今後の小学校英語の授業づくりに大いに役立つことでしょう。

     
英語の歌でジェスチャー 果物カードを使ったゲーム 先生役にトライした受講生

 女性教員のためのワークショップ 
    「わかりやすい授業づくりのためのICT活用講座−『実物投影機』を使いこなそう−」

 日時 2011年2月19日(土) 13:00〜16:00
 場所 日本女子大学百年館高層棟5F 502・503会議室(目白キャンパス)
パンフレット

  高橋純先生を講師にお迎えし、5班に分かれてプロジェクタや実物投影機を実際に使いこなしながら、 授業をよりわかりやすくする方法を指導していただきました。前半は実物投影機の使い方の基本から応用まで学び、身近な教材を効果的に活用することで ポイントをわかりやすく児童・生徒に伝えることが出来ることを学びました。後半はフラッシュ型教材の研修で、フラッシュカードを実際に作成しました。 フラッシュカードを利用してゲーム感覚で楽しく授業を行いながら基礎学力の向上に効果がある反復練習ができる事も魅力的でした。 参加者は時折映し出された映像に歓声を上げながら和気あいあいとした雰囲気で楽しく講座を受講し、 授業内容を充実させるためには発問の仕方など授業のやり方の向上とICT機器を使いこなせる能力の両方があってこそということを学びました。

     
高橋先生の講義 実物投影機の使い方を
試行錯誤
フラッシュカードを使って演習