本学は創立以来、初等・中等教育分野に多くの教員を輩出してまいりました。
変化し続ける社会において、諸課題を解決する高い専門性をもち、それを活用する思考力や表現力を備えた教育実践力に富む教員の養成を常に指向しております。
現在、4学部14学科に教職課程を置いていますが、さらに教員養成から現職教員(卒業生)のブラッシュアップまで一貫したサポート体制の構築を目指して本センターを設立しました。
教職志望学生への支援はもとより、現職教員(卒業生)の教育実践力向上のための情報や交流機会を提供するネットワーク拠点となるよう諸事業を展開しています。
長年教員養成に傾注してきた本学にとりまして、卒業後の職能成長も視野に入れて教職志望者を支援することは、一歩進んだ社会的使命であると考えます。
その成果にご期待いただくと共に、卒業生をはじめ皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。
日本女子大学は1901(明治34)年の創立以来、初等・中等教育分野において多くの教員を輩出してきました。教員養成から現職教員(卒業生)のブラッシュアップまで一貫したサポート体制の構築を目指し2010(平成22)年4月に教職教育開発センターが設立されました。
「現職教育」「教員養成」「国内交流」「国際交流」を事業の柱とし、吉崎静夫教授が初代所長として就任されました。2019(平成31)年4月に第2代所長として田部が就任しました。
教員養成
日本女子大学は創立者成瀬仁蔵(1858-1919)が掲げた教育理念(「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」)に則って全人教育として構想され、その基盤を人格教育に置いています。
女性教員養成に長い歴史と実績を持ち、4学部14学科や通信教育課程の学生・院生に対して、幼稚園から高等学校までの多種多様な教員免許状が取得できる環境を整備してきました。また、教員になることをめざして教職課程を履修している学生・院生を相談や教員採用試験対策講座の形でサポートしています。さらに,教員養成に関する内外の基礎的情報の収集や、教員採用の動向および展望に関する調査を行っています。
現職教育
現在、日本の学校は、ベテラン教員の大量退職により、増加する若手教員の教育実践力(授業力とともに様々な教育課題に適切に対応できる力量)の向上が急務となっています。
そのために、本センターでは、若手教員の力量形成のためのセミナーやワークショップを教育委員会や教育関係団体と連携しながら開催しています。
国内交流
本センターは、変動する社会状況の中で、日々の教育実践に尽力している女性教員をサポートするとともに、女性教員が相互に連携・協力できるネットワークを組織しています。広く学校教育関係者を対象とする講演会やシンポジウムを開催して、学校教育関係者が知の交流を行う場を提供しています。
国際交流
本センターでは、海外の大学とも連携し、学生・大学院生の海外短期研修や教員養成・現職教育に関する国際セミナーを企画して、国外の研究者や教育実践家との交流を深めています。
このように、本センターは、「教員養成」「現職教育」「国内交流」「国際交流」を事業の柱として設立されました。皆様のご支援、ご協力を切にお願いいたします。
本センターは教職を志す学生を支援すると共に、現職教員(特に、女性教員)のネットワーク拠点として教育力向上のための情報や交流の機会を提供することを目指し、教員養成から現職教員まで一貫したサポート体制を構築します。
教育実践力向上のためのセミナー・ワークショップの開催
講演会・シンポジウムの開催
教員養成教育に関する基礎的情報の収集
平成22年4月1日制定
改正 平成27年4月1日
平成27年10月1日
2021年4月1日
2021年7月1日
日本女子大学教職教育開発センター所長
人間社会学部教育学科 教授 清水 睦美
教職教育開発センター 教授 坂田 仰
坂田研究室HP
教職教育開発センター 研究員 宮下 治(教育学科特任教授)
教職教育開発センター 研究員 松尾 廣文(教育学科特任教授)
教職教育開発センター 研究員 粂原 淳子(児童学科特任教授)
教職教育開発センター 研究員 土上 智子(教育学科特任教授)
教職教育開発センター 客員研究員 小林 晃
教職教育開発センター 客員研究員 棚田 康夫
教職教育開発センター 客員研究員 川田 尚子
教職教育開発センター 客員研究員 野田 不二夫
教職教育開発センター 客員研究員 羽中田 彩記子
教職教育開発センター 客員研究員 宮井 和惠
教職教育開発センター 客員研究員 本多 清峰
教職教育開発センター 客員研究員 横澤 幸仁
教職教育開発センター 客員研究員 中村 千浩