女子教育のパイオニアである本学の特性を生かし、2007年に大学初のリカレント教育として、社会人女性の「新たな学び」と「再就職支援」の2つを軸としたプログラム「リカレント教育課程」を開設しました。
2016年には、講師、連携企業、受講生及び修了生等の関係者からの意見をもとにカリキュラムを改定したほか、就業経験に合わせた受講者のクラス分け、LMSやオンラインツールの導入による受講環境の整備、キャリアカウンセリング等を実施し、 受講者層の変化やそのニーズに合わせて、プログラムの改善に取り組んできました。
開設15年目を迎えた2021年度には、新たに「再就職のためのキャリアップコース」と名称を変更しました。その成果として、就職を希望する受講者の就職率が高い割合を維持していることから、女性の高等教育機関としての社会的役割を果たしています。
※2025年度の受講生募集は終了しました。
必修7単位、選択必修7単位、合計14単位(140時間)を修得すること。
修了者には、修了証、及び「ジョブカードコア」に記載できるリカレント教育課程履修証明書(履修科目を明記)、成績証明書を交付します。
リカレント教育課程学事日程(PDF)
*開講日・回数等の詳細については入学者にご案内します。
*赤字の科目をクリックすると、2025年度の簡易版シラバスをご覧いただけます。
キャリア・スキル科目群 | |
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ITリテラシー1(前期) | 必修 |
ITリテラシー2(後期) | |
キャリアマネジメント1(前期) | |
キャリアマネジメント2(後期) | |
日本語コミュニケーション論(前期) |
キャリア形成科目群 | |
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企業会計入門(前期) | 選択必修 |
初級簿記(後期) | |
知って役立つ「労働法」(社会保険労務士準備講座)(前期) | |
知って役立つ「社会保険制度」(社会保険労務士準備講座)(前期) | |
記録管理概論(記録情報管理士準備講座3級対策)(前期) | |
電子記録管理論(記録情報管理士準備講座2級対策)(後期) | |
働く女性のための金融経済講座(後期) | 選択必修 (連携講座) |
英語コミュニケーション(前期) | 選択必修 (「働く女性コース」と共通開講) |
Business English(後期) | |
総合英語(前期) | |
マーケティングマネジメント(前期) | |
ITリテラシー3(Access)(後期) | |
社会課題とNPO・NGO(前期)※ | 選択必修 (学部提供科目) |
現代ビジネスと起業(前期)※ | |
ライフステージと法(前期)※ | |
企業と社会連携(後期)※ |
キャリア基盤科目群 | |
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〈目白キャンパス〉 | 選択 |
●学部 科目等履修生科目 ※ | |
●通信教育課程提供科目 ※ |
※キャリア形成科目は、当課程独自の科目及びすでに本学で学部科目として提供されているもののうち当課程の趣旨に合致するものより選択します。
※キャリア基盤科目群については、学科の専門科目と教養科目から履修します。シラバスは日本女子大学ホームページの『シラバス検索』からご覧いただけます。 ただし、各学科専門科目の中には、学科所属学生のみに履修が限定されているものもあります。また、演習科目及び履修希望者が多数の科目は履修できない場合があります。
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1995年日本女子大学卒、卒論「女性の継続就労を支える保育所」。東京海上日動火災保険にて法人営業、人事(研修企画・講師)。
女性社員が自信をもって仕事にチャレンジできる人材育成のしくみづくり・研修企画を試行錯誤。組織風土改革コンサルのスコラ・コンサルトにて管理部門(人事総務等、執行役員2年)。
2009年キャリアコンサルタント独立。仕事も子育ても楽しみ挑戦できる社会を目指し、ダイバーシティ推進、キャリア・両立支援に取り組んでいる。2男児の母。
著書「期待している人が辞めずに育つ 女性部下マネジメントの教科書」(同文舘出版)。
『すべての経験に意味がある。授業で一緒に振り返り、考え、学び、次の一歩につなげましょう!』
情報サービスを提供する企業にて大手人材企業などを中心に採用のコンサルティング・マネージメントを行ってきました。 退職後独立し株式会社EVENを設立。大学での就職支援や、行政機関や企業でのセミナー・研修講師、転職支援などを中心に行っております。 また、私立の学校法人の人事制度改定や学校評価なども手掛けており、人がより良く働く事を幅広く支援しております。
2004年、博士(文学)日本女子大学。専門は平安文学。2008年より日本女子大学生涯学習センター源氏物語講座を担当、2010年より日本文学科非常勤講師、2016年よりリカレント講座を担当、現在に至る。
変化の激しい現在、文章の書き方も大きく変化しています。
しかしビジネスの文章は、目的を明確にし、よく使われる定型や、書式を理解すれば、誰でも書けるようになります。頑張りましょう。
1987年生まれ。早稲田大学商学部卒業、同大学大学院商学研究科修士課程修了の後、博士後期課程単位取得満期退学。同大学商学学術院助手、助教を経て、2017年4月より城西大学経営学部マネジメント総合学科助教、2021年4月より准教授。
2024年4月より日本大学商学部准教授。
主要研究業績として『実務家教員の理論と実践』(共著、2021、学校法人先端教育機構)、『ケースで読み解く経営戦略論』(共著、2018、八千代出版)、「情報源の認識がネイティブ広告の効果に及ぼす影響:説得知識を軸としたモデルの検討」(2022、『広告科学』)、
「パーソナル化の知覚がモバイルアプリの利用行動に与える影響」(2016、『消費者行動研究』)
さまざまな経歴の方が履修されますので、それぞれのペースで楽しく学んでください。
芸術文化関連の非営利組織や企業に勤めたのち、教職に転向。前職は立教大学外国語教育研究センター教育講師。専門は、英語教育、異文化コミュニケーション。
著書に、English through Active Learning—大学生のためのアクティブ・リーディング、Comparing Cultural Policy―A Study of Japan and the U.S.(共著)などがある。
グローバル化で、仕事で英語を使うことが益々増えてきています。異なる文化背景を持つ方たちと仕事をすることには苦労もありますが、新しい考え方や刺激を得ることができます。
担当科目では、皆さんが自信を持って世界の方たちと交流・ビジネスができるようお手伝いすることができれば嬉しいです。
・今の社会で必要とされているビジネス知識やスキルを習得した上で、自信をもって再就職に臨みたい。
・前職と異なる仕事に就くために自分に不足している能力を確認して強化したい。
・再就職活動をするにあたり、準備段階から再就職後まで、全般的に相談できる環境がほしい。
・人生100年時代における自分の生き方や働き方を考えたい。
・オンライン授業と対面授業のバランスがちょうど良かったです。1つの授業の内容が他の授業の内容と関連していることがあり学びが深まりました。(25回生)
・遠隔授業の良さをリカレントで体感しました。私は通学だと片道1時間半かかる予定でしたが、その時間と交通費を節約できています。また、オンラインだと先生の表情やパワーポイント、板書などの資料もしっかり見られるので、より講義の内容に集中できます。(22回生)
・キャリアカウンセラーとの面談が本当に役に立ちました。漠然とした悩みから、職務経歴書・志望動機の転削、面接対策、就職活動の振り返りまで、とても親身になってアドバイスをいただけて感動しました。(25回生)
・企業説明会は全て参加させていただいたのですが、採用担当者の方と密にお話ができる機会は非常にありがたかったです。興味以外の業界を知り、新たに業界を開拓することもできましたし、何より直接お話ができることで、面接の練習にもなったと感じています。(25回生)
・転職活動では、応募前に企業の担当者や経営者から直接お話を聞ける機会はめったにないため、企業説明会はとても貴重な機会でした。またリカレント修了生のお話では、在学期間中の過ごし方や、受講科目を再就職に活かす方法などを伺うことができて大変参考になりました。(23回生)
・人生経験を積まれた受講生の方々との出会いは大変貴重で、勉強熱心な皆さまからたくさん刺激をいただきました!難しい授業もあり苦労しましたが、お喋りしたり、勉強やお昼をご一緒させていただいたり… 皆さまと居ると心が和み、そんな時間が大好きでした。先生方も魅力的な方々ばかりです。こんなにも素敵で温かい方々と出会えて、本当に良かったです。(25回生)
・様々なバックグラウンドの方と出会い、一緒に学ぶことでよい刺激を受けることができ、自分が得意なこと得意でないことも分かり、自分を受け入れるきっかけともなりました。(24回生)
・オンラインで茶話会を開いたり、テスト期間中もLINEで励まし合ったり、ZoomやSNSを駆使して連絡を取り合いました。授業、テスト、レポート、再就職活動……と一年間苦楽を共にしてきた仲間は本当にかけがえのない存在です。リカレントで出会った先生方も人間的に尊敬できる方が多く、授業を通して視野を広げて下さいました。何よりも40代の今、学ぶことができるということは大変幸せなことなのだなあと気付くこともできました。(23回生)
・意欲あふれる受講生と出会えたことが、本当に幸せでした。信頼できる仲間と安心安全な場所で思い切り学ぶことができると思います。失敗すると落ち込みますが、それでも大丈夫と思える環境がありました。(24回生)
・先生方がとても熱心で、熱意をもって教えてくださいました。幅広くビジネスの科目を学んだり、PC、英語、プレゼンテーションなどのスキル向上をすることができました。様々なバックグラウンドの方と出会い、一緒に学ぶことでよい刺激を受けることができ、自分が得意なこと得意でないことも分かり、自分を受け入れるきっかけともなりました。(24回生)
・実践に即したきめ細やかな再就職支援をしていただき、自分自身の課題が明確になったことを実感しました。講義や日々の課題提出により、問題解決能力の向上を実感しました。リカレント課程のカリキュラムが、長年の実績と経験により練り上げられた体系的なものであること、社会復帰の際必要となる能力を身につけるのに最適なカリキュラムが用意されていること、素晴らしい講師の先生方の講義が受講できること、再就職のための実践的な支援が受けられることを感じました。(22回生)
・カリキュラムをこなすのは正直大変です。毎回授業に出席すること、授業の予習復習、期末試験の学習、スケジュール管理、資格試験勉強など、これまで子育てに専念されていた方は生活が180度変わります。その後の就職活動も楽ではありません。ただ、その一日一日の積み上げが最終的に自分のキャリアを切り開くことは間違いありません。また、出会えるリカレント同期生の存在は、友人でも家族でもない大切な仲間となって今後の人生の大きな支えになると思います。 1年後、自分でも思いもよらない結果が待っているかもしれませんよ。自分のキャリアに疑問を持ったのなら、一度リカレントの門をたたいてみることをお勧めします。(25回生)
・現在の自分やこれからの自分に悩むことや変わりたいと思うことがあれば、リカレント教育課程で嫌というほど悩み、苦手なことに取り組み、前に進む力を手に入れてほしいと思います。 自分を知ることができ、今までぼんやりとあった不安がなくなり、明るい未来を想像できるようになりました。(23回生)
・リカレント教育課程で過ごした1年は私にとって人生の転機であったといえます。望んで行動すれば、新しい知識、新しく広い視野、新しい資格、新しい仲間が得られます。ふと気づいたら自分が「自分史上最強」かも、と思える瞬間があるかもしれません。(23回生)
・「やってみる」「挑戦してみる」「試してみる」「やめてみる」「変えてみる」……「てみる」の大事さに気づいた1年でした。そして23回生の皆との出会いが私にとって一番の宝物となりました。(23回生)
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