顕彰 |
DPI 女性障害者ネットワーク |
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奨励 |
坂本 悠愛 氏 (慶應義塾大学 文学部 人文社会学科人間科学専攻) |
奨励 |
濵田 真里 氏 (お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科ジェンダー学際研究専攻 博士後期課程) |
顕彰 |
DPI 女性障害者ネットワーク |
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| 研究・活動テーマ | 「障害女性の複合差別解消と社会的包摂の実現」 |
| 受賞理由 | 「DPI 女性障害者ネットワーク」は 1986 年に設立された後、40 年もの間、国内のみならず国際的にも活動してきた女性障害当事者の団体である。設立当初より国際機関へも働きかけるなど、組織としての安定性があるだけでなく、活動実績も多く認められ、社会的インパクトも大きい活動を展開してきている。 |
奨励 |
坂本 悠愛 氏 (慶應義塾大学 文学部 人文社会学科人間科学専攻) |
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| 研究・活動テーマ | 「地方出身女子学生のためのシェアハウスの運営」 |
| 受賞理由 | 坂本悠愛氏の活動は、地方出身女子の進学先の選択肢を広げるうえで障害となる住居問題に対処するため、東京都内で女子学生対象のシェアハウスの設立・運営を行うというものである。女子の場合、安全面への懸念から、家賃負担額が男子より嵩みがちであったり、家族の同意が得にくかったりと、男子に比べて進学先の選択余地が狭い傾向にあることが、近年注目されるようになった。坂本氏は大阪出身で東京の大学に進学した自らの経験からこの問題に関心を深め、現役の大学生ながら学生起業家チームを立ち上げ、社会問題の解決を事業化した。この行動力を、選考委員全員が高く評価した。 |
奨励 |
濵田 真里 氏 (お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科ジェンダー学際研究専攻 博士後期課程) |
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| 研究・活動テーマ | 「政治分野におけるハラスメントの実態と構造分析」 |
| 受賞理由 | 濵田真里氏は、政治分野のハラスメントを大学院で研究する中で、女性議員を増やすためには女性議員を支援する人を増やしていくこと、特に議員に対するハラスメントをなくしていくことが必要であると考え、支援団体である「Stand by Women」を設立された。そこでは女性議員や候補者の相談にのることで相談者をエンパワーするだけではなく、サポートに関わる女性たちが政治家になることを自分のキャリアの選択肢として考えるようになるという連鎖を生み出している。 |