成瀬仁蔵(1858~1919)

成瀬仁蔵生誕150年記念音楽祭

 記念コンサート 
 
 「成瀬仁蔵生誕150年記念音楽祭」は、西生田成瀬講堂において下記のとおり行われました。この音楽祭では、幼稚園から大学及び卒業生まで学園をあげての記念コンサートとなりました。創立者成瀬仁蔵は、西洋音楽が浸透していない当時において、音楽の効果と必要性を理解し、音楽を情操教育の要としていました。当時の学園生活から、音楽に触れる機会が多く設けられ、あらゆる行事に合わせて曲が作られ、この伝統は、現在まで継承されています。
 6月22日(日)午後1時から「記念コンサート」が行われ、附属校園(幼・小・中・高)から大学、卒業生が一同に揃い、様々な合唱や合奏を披露しました。

   

受付

大学校歌合唱

桜楓合唱団

豊明幼稚園 5歳児さくら組

大学合唱団 豊明小学校 1・3・4・5・6年
全員による合唱奏

大学 箏曲倶楽部

附属中学校 コーラスクラブ

附属高等学校 コーラスクラブ

附属高等学校 弦楽クラブ

附属高等学校 吹奏楽クラブ

附属中学・高等学校 
有志による管弦楽付合唱

   

 
 記念鑑賞会

 6月25日(水)の午後1時と3時からは西生田成瀬講堂で二回公演にわたり、附属校園の児童・生徒とその保護者を対象としたスロヴァキア交響楽団による「記念音楽鑑賞会」を開催いたしました。
 ペトゥル・ヴロンスキー指揮による前半 ベートーヴェンの交響曲第6番ヘ長調「田園」と、後半 ショパンのピアノ協奏曲第1番ホ長調の演目でした。
  ピアノは、本学附属豊明小学校52回生・附属中学校19回生で、欧米への留学後、数々のコンクールで入賞された寺田悦子さんで、この日のために競演が実現しました。
 2010年のショパンとシューマンの生誕200周年の記念イヤーに向け、2人の作品のリサイタル・シリーズを開催する予定の寺田さんの演奏は、ショパンの心を映し出す素晴らしい演奏で、特に第2楽章は、心に残る演奏でした。
 創立者が音楽の効果と必要性を理解し、音楽を情操教育の要としていたことからも、生誕150年を記念する有意義な音楽鑑賞会でした。

 
   

受付 鑑賞する中学生

スロヴァキア交響楽団

ピアノ(附属小・中卒業 寺田悦子さん)


当日のプログラム

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