専門職大学院等教育推進プログラム

-女性中核教員養成女子大学連合モデル-

開講講座の内容


「「縦」の接続・「横」の連携−教育ネットワークの構築」(大妻女子大学 教授 酒井 朗)
教育プログラムの開発や課題に取り組む上で、学校と地域や家庭との連携強化が求められている。本講座では、「教育振興基本計画」で今後5年間の重点施策を貫く基本的理念として打ち出された「『縦』の接続・『横』の連携」をキーワードに、担当者の役割や地域のリソース活用方法、保護者との協力関係の構築などを分析・検討する。また、学校に対するアカウンタビリティの要請についても扱う。

「コミュニケーション能力の育成:理論と実践」(大妻女子大学 教授 服部孝彦)
(Developing Communicative Competence : From Theory to Practice)
今回の学習指導要領改訂でも強調されている「コミュニケーション力の育成」について具体的事例を挙げながら解説する。また、その際、演習問題等のActivityも随所に取り入れながら、学校現場で役立つ授業実践力向上を目指す。使用言語は英語。

「生活指導・安全教育を再考する」(実践女子大学 教授 秋山博介)
不登校→ひきこもり→フリーター→ニートという日本型不適応を分析し、実践的応用能力を育成する。また、安全教育の実態、地域の中でのその学校の位置づけ、児童・生徒が危機回避できるような地域との連携によるシステム構築を検討する。

「男女共同参画」(昭和女子大学 学長・教授 坂東眞理子)
小学校教員の3分の2、中・高教員の3分の1は女性であるにもかかわらず、学校管理職等への登用はまだ低い数値にとどまっている。男女共同参画に係わる課題と国際的・国内的政策の動向について広く検証する。

「スクール・マネジメント開発研究」(昭和女子大学 特任教授 桑原敏明)
学校が効果的に目的を果たし得るための組織と過程(目標設定-カリキュラムの重点化-経営環境の点検-実施-評価-改善のフローチャート)について検討するとともに、フィールド・ワーク、開発研究を通して実践的応用力を高める。

「カウンセリング・スキルの向上」(東京家政大学 教授 相馬誠一)
いじめ自殺、不登校等、子どもの「こころの問題」に対する支援は緊急の課題であり、教育現場における「こころの専門家」の養成は急務である。実践的なカウンセリング・スキルを身につけ、学校現場で活躍できる人材養成をめざす。

「教育法規を学ぶ」(日本女子大学 准教授 坂田 仰)
教育法規の基礎理論、日本国憲法、教育基本法について解説する。

「環境教育」(日本女子大学 准教授 坂田 仰 他)
主に中学・高等学校において教育実践に携わる教員を対象に、住環境・情報環境・自然環境・企業活動と環境といった多角的視点から、我々の生活を取り巻く現代的な環境問題を取り上げ、その基礎的理解を深めるとともに、学校現場への応用可能性を探る。

8つの講座すべてが配信されますが、全講座を視聴する必要はありません。興味・関心のある講座を視聴してください。

視聴していただいた後、アンケートにお答えいただきます。(詳しくは、アカウントと同送されるマニュアルをご覧ください。)