ブックタイトル日本女子大学大学院 GUIDE2016
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日本女子大学大学院 GUIDE2016
アドミッション・ポリシー(修士課程)食物・栄養学専攻住居学専攻 児童学専攻、食物・栄養学専攻、住居学専攻、被服学専攻、生活経済専攻、通信教育課程家政学専攻の6専攻からなる家政学研究科は、日本女子大学大学院学則第1条にある本学大学院の目的を共通理念として、家政学の各分野において基礎的な理論と高度の専門的な学識を修得し、今日的課題の解決手段を提案でき、実践的で総合的な判断力と主体的かつ創造的な研究能力のある、社会に大きく貢献する人材を養成することを目的としています。■人材養成・教育研究上の目的●家政学についての高度な専門知識をもって、生活に関わる問題解決のための研究を志す人。●生活の向上を目指し、社会に貢献したいという意欲をもった人。 先進国の中でも、日本ではまだまだ大学の研究職や企業の管理職における女性の割合は低くとどまっています。そのような中にあって日本女子大学大学院は、修士課程の設置以来多くの修了生が巣立っていますが、専門職として道を切り開く女性が多く、幅広い分野で活躍しています。さらに博士課程後期においては、最先端の研究に携わり、社会の要求に応えられる研究者の道を究めるために、志の高い女性が集っています。特に家政学研究科・人間生活学研究科では、人間を深く見つめることによって発想し、生活者の視点から物事を探求するという姿勢を大切にしており、それが大きな特色と言えます。大学院を希望する皆さんは高い志と明確な目標を持つことが何よりも大切です。そして、本学大学院の徹底した少人数教育の中で、友人や教員と触れ合い刺激し合いながら、自らの能力を伸ばしてほしいと思います。輝くプロフェッショナルズ 家政学研究科は、児童、食物・栄養学、住居、被服、生活経済の5専攻と、2007(平成19)年度から、通学困難な社会人への高度専門教育に向け、通信教育課程家政学専攻を修士課程として設置しています。さらにその上に、博士課程後期としての人間生活学研究科があります。 いずれも各専門分野に関し、学識のみならず、高度な専門職としてのキャリア形成にも造詣の深い教員が、共に研究を進めながら、若い人材育成を目指す空間です。高度に専門的であると同時に、総合する力や創造性も必要とされる研究領域ですから、まさに全ての専攻に共通することは、「輝くプロフェッショナルの育成」ということばに尽きるかと思います。児童学専攻食物・栄養学専攻住居学専攻生活経済専攻被服学専攻通信教育課程家政学専攻在学生からのメッセージ 「カメから生まれたカメラマンでしょ?」。幼稚園で観察のためビデオで撮影をしていると、こんな声が飛んできます。「カメならウミガメがいいなあ」「なんで?」「竜宮城に行けるし…」。現在、私は授業+幼稚園でのフィールドワーク+ゼミ+研究会等参加の四本柱で大学院生活を送っています。自己と向き合い、他者へ発信する毎日です。もうひとつ深めてみたい、積極的なあなたの背中を押してくれる環境があります。ここで良かったと思います。 私は「病気の方の役に立ちたい」という思いから病院栄養士を目指し、他大学の管理栄養士専攻課程に入学しました。大学卒業にあたり「今後、管理栄養士はより科学的視点から栄養管理を行う必要性がある」と感じ、大変お世話になった恩師の母校である本学大学院に進学しました。現在は修論研究に取り組んでいますが、研究を通して実践力や探究心が養えたこと、多くの諸先生方や友人に出会えたことは、私の人生の宝となっています。 修士課程では、住居に関する専門的な講座がありますが、それも5~10名の少人数で行われます。講義の他に、ゼミにおけるさまざまな活動や海外の大学とのワークショップなどに積極的に参加し、国際的な視野を広めています。現在、私は、他大学と合同で行う赤羽台団地のコミュニティの維持、継続を目指した空き店舗利用の活動を行っています。このような研究室ごとの実践的なプロジェクトも大変魅力的です。 本学被服学専攻では、衣服を通してあらゆる人々の生活の質の向上を目指しており、多様な側面を持つ「衣」について各分野から専門的に追究する事ができます。私は、大学で学んだ被服の知識を深め、衣服を通して人々に快適で安心、安全な生活を送ってもらいたいと思い、本学大学院に進学しました。現在は、高齢者の生活の質の向上を目指し、高齢者の体型や姿勢、動作特徴について被服構成学の観点から追究し、衣服設計に繋げる研究に取り組んでいます。 大学卒業後、企業に就職、結婚を経て、子育てをしながら家庭科講師をしていましたが、日々変化している社会情勢や生活の諸問題を分析するためには、もう一度土台を勉強し直さなければと思い、本学大学院に入学しました。 生活経済・経営、教育の先進的な理論や法制度などについてご指導いただき、研究に励み、それを高校生たちに還元するという充実した日々の中で、私は2度目の青春を楽しんでいます。 企業の美術館で学芸員をしていますが、業務上必要な服飾の知識がなく困り果てていました。日本女子大学の通信制大学院では、今までのキャリアを捨てず、働きながら服飾の勉強ができると知り入学を希望しました。指導教官の演習や服飾の授業を受け、考え抜く力がつく喜びは何ものにも代え難く、他の先生方の授業で家政学という幅広い分野を勉強できることも魅力です。また、さまざまな職業を持つ先輩や同級生と交流ができ、自分の世界が広がっています。家政学研究科委員長・人間生活学研究科委員長からのメッセージ家政学研究科?児童学専攻?食物・栄養学専攻?住居学専攻?被服学専攻?生活経済専攻?通信教育課程家政学専攻児童学専攻被服学専攻生活経済専攻通信教育課程家政学専攻MessageMessage篠原 聡子 教授家政学研究科委員長 住居学専攻人間生活学研究科委員長 生活環境学専攻6