ブックタイトル日本女子大学大学院 GUIDE2016
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日本女子大学大学院 GUIDE2016
28 〈2015年度専任教員〉(特別研究担当者)紹介 【専門分野】Voice 物質・生物機能科学専攻OG物質と生物の機能を探求することを通して、高度な学識と研究能力を養う 授業科目は、「物質機能」「細胞分子機能」「生理分子機能」の各系列に加えて、特別講義、演習、特別研究からなり、学生は各分野の高度な専門知識と研究方法を学ぶとともに、教員の個別指導により独自の研究を実施します。また、学外から招いた講師による演習、特別講義、特別実習などの授業により、より幅広い分野の最先端の研究について学ぶことができます。さらに、お茶の水女子大学、学習院大学をはじめとする他大学の研究科との単位互換により、本研究科では充当できない分野の授業も履修可能です。エルメッドエーザイ、CAC エクシケア、日本食品分析センター、日本電気、レキオスソフト株式会社、木更津総合高等学校、国士舘高等学校、日本女子大学附属高等学校浅岡 守夫 教授 【有機合成化学】 など新しい合成反応や新しい合成手法の開発および、それらを活用した生理活性化合物の全合成に関する研究を行っています。今市 涼子 教授 【植物形態学、進化形態学】根・茎・葉の起源や、シダ植物の配偶体の形態進化を分子系統学、比較解剖学的手法を用いて研究しています。今城 尚志 教授 【化学反応速度論、分子分光学】気相における遷移金属を含むラジカルの反応速度をレーザー分光法を用いて測定し、分子軌道の形と反応性の関連を研究しています。菅野 靖史 教授 【応用微生物、タンパク質工学】微生物の持つ機能、特に広い意味でヒトと関わりの深いタンパク質に注目して、その生理的役割や構造を解析し、応用展開を目指しています。関本 弘之 教授 【植物生理学】陸上植物と近縁な藻類であるミカヅキモを主な研究対象として、その有性生殖機構を、生理学、生化学、分子系統学、分子生物学的手法により解析します。武村 裕之 教授 【構造有機化学】当研究室では大環状化合物を基礎とした新しい分子の合成とその性質を研究しています。永田 三郎 教授 【発生生物学】アフリカツメガエルを実験モデルとして、糖鎖結合タンパク質であるレクチンの胚発生と自然免疫における役割を調べています。永田 典子 教授 【植物細胞生物学】植物の生活環を通してさまざまに分化する細胞内オルガネラの動態・構造・機能について、電子顕微鏡等の微細構造学的手法を用いて解析します。林 久史 教授 【X線分光学】X線を利用した新しい分析法の開発と、それを用いた機能性材料や生体試料の解析が研究テーマ。特にX線非弾性散乱や発光の化学効果に着目しています。宮崎 あかね 教授 【無機・環境化学】環境化学に関連する固液界面反応についての研究。粘土鉱物に対する重金属イオンの吸着反応や、金属ナノ粒子担持触媒による水の浄化などを扱います。宮本 武典 教授 【生体情報科学】味覚情報の受容、伝達、統合に関する分子機構を、神経生理学および行動学的方法によって解析。味覚という感覚系を通して動物行動を理解します。和賀 祥 教授 【DNA複製の分子生物学】ヒト培養細胞、カエル卵およびEBウイルスDNAを用いて、真核生物DNA複製の分子機構や複製開始点の形成機構に関する研究を行っています。佐藤 香枝 准教授 【生物分析化学】マイクロ流体デバイスを用いて血管などを模擬した擬似組織を構築します。また、微少空間の特性を利用した微量DNAの分析法を開発します。深町 昌司 准教授 【遺伝学、進化学】動物が持つさまざまな形質(色や形、行動など)を支配する遺伝子の正体と機能を解明します。日本のメダカをモデルに、生物多様性進化の分子基盤に迫ります。市川 さおり 講師 【生物物理化学、構造生物学】生体高分子の立体構造と機能の関連を明らかにすることを目標とし、特にアレルゲンの構造・機能がアレルギー疾患発症に与える影響について研究を行います。 本専攻では、物質とその存在形態の一つである生物の多様な機能について、分子、分子複合体、細胞、生物個体などの各階層を縦断的に対象として研究と教育を行います。そのために、各階層に立脚した、専門性を異にする化学分野と生物分野の研究室を配置するとともに、それら相互の有機的協力が可能となるよう配慮しています。 私は研究内容をより深く追究し、さらに、その分野で自分がどこまで成長できるのか試してみたいと思い、大学院に進学しました。 研究では、実験を重ねても簡単には結論が出ないことが多々あり、悩むこともありましたが、先生方からアドバイスをいただいたり、研究室のメンバーと議論したりすることで、乗り越えることができました。国内外の学会への参加は、異分野の人との交流により視野を広げることができました。また、他の研究を知り、刺激を受けたり、自分の研究を公表することへの責任を感じたりすることもあり、その後の研究に対する姿勢に生きていたように思います。 社会に出てからも分野は異なりますが、大学院で培った、疑問を解決するためにさまざまなアプローチを考えることや、目標を達成するために根気良く物事に取り組む姿勢は生かしていきたいと思います。H.T.物質・生物機能科学専攻博士課程前期 2015(平成27)年修了一般財団法人日本食品分析センター 勤務アザカリックスアレーンによるカプセル型包接錯体環境分析化学実験の様子専攻の三つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)は、本学ホームページ入学案内-大学院入学案内をご覧ください。日本女子大学大学院修了後の主な就職先理学研究科 物質・生物機能科学専攻カリキュラム構成ミクロトームによる切片の作成