ブックタイトル日本女子大学大学院 GUIDE2016

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概要

日本女子大学大学院 GUIDE2016

6アドミッション・ポリシー(博士課程前期) 理学研究科は、諸分野の総合化、広域化などが急速に進みつつある理学の研究に応えるべく、研究を通じて理学研究者としての能力の開発を行うとともに、広範で高度な教養をもった高度専門的職業人、研究者として活躍できる人材を養成することを目的とします。■人材養成・教育研究上の目的●理学の各分野についてのより高度な研究を志す人。アドミッション・ポリシー(博士課程後期)●博士課程前期の研究をより発展させ、独自の研究領域において自立した研究者になりたいと希望する人。●理学の研究成果により、社会に貢献したいという意欲をもった人。 大学院は、言うまでもなく研究の場です。研究には二つの側面があります。まず、研究は楽しくないといけません。興味の赴くままに、あれこれと考えを巡らし、新しい発見をする喜びは、研究者の特権です。一方、発見した事柄を、実験や議論を通して実証し、公開することによって、初めて真の研究と呼べるものになります。 修士論文や博士論文は卒業研究とは異なり、副査の査読を受けることになりますから、研究内容にはより一層の論理性・独創性・創造性が要求されます。これをクリアするためには、綿密な実験計画と情報収集、徹底したデータ分析に基づく考察が必要になります。そのためには、何よりも生活の中心に、いつも研究を据えることが必要です。また、できる限り広範囲の分野に興味を持ち、数多くの原著論文に触れ、知識を広げる努力をしてください。国際学会、シンポジウム、講演会にも積極的に参加することをお薦めします。 教員一同で最大限の支援をします。実り多き大学院生活を楽しんで下さい。深い探求力と自由な発想力 理学研究科には数理・物性構造科学専攻と物質・生物機能科学専攻があります。前者には数理構造部門、数理・物質情報部門、構造物性部門があり、数学、情報、物理を基軸とした研究を行っています。後者には物質機能部門、細胞分子機能部門、生理分子機能部門があり、化学、生物を基軸として分子レベルまでの研究を行っています。いずれの部門でも基礎から最先端までの研究を行っており、社会に出てから実践できるように学びます。また、学際的な時代に対応するために、二つの専攻間で専攻を越えた講義の受講、意見交換ができる環境を作っています。是非本研究科で表題に掲げた「深い探求力と自由な発想力」を身につけて欲しいと思います。理学研究科委員長物質・生物機能科学専攻宮本 武典 教授理学研究科委員長からのメッセージ■ 理学研究科の特色 理学研究科では常に大学院生との密なゼミで指導を行っています。研究対象物のミクロな解析、精密な分析を行うための種々の物理分析装置、化学分析装置を備えています。大学院生は研究を深めるためにこうした装置を駆使しています。また、国際会議・国際的な専門誌への投稿を積極的に推進しています。■ 他大学大学院との連携 お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科、学習院大学大学院自然科学研究科、神奈川県内大学間学術交流協定加盟大学大学院、東京学芸大学大学院教育学研究科の科目を履修でき、取得した単位は本大学大学院の単位として認定されます。また、数理・物性構造科学専攻では電気通信大学と相互のe-learningを通して履修でき、取得単位が認定されます。また数理分野では大学院数学連絡協議会に加盟しているため、加盟大学の数学関連科目を履修でき、取得単位が認定されます。■ 資格の取得 教育職員免許状の中の専修免許状の取得ができます。■ 海外留学生 海外留学生としてこれまでに博士課程後期に1名受け入れました。本学は海外大学と連携しており、随時学生の留学支援、留学の受け入れを勧めています。■ 奨学金 日本学生支援機構からの奨学金の他、森村豊明奨励賞、日本女子大学の奨学金、奨励賞があります。また、特に理系を目指す学生に対して、学部3年生で申請し、大学院に進学後給付される吉田育英会の奨学金があります。■ 国際的な交流 韓国の梨花女子大学、お茶の水女子大学との3大学間での交流(研究発表会など)を行っています。大学の学生の国際会議への参加の推進を受けて、多数の学生が国際会議への参加・発表を行っています。数理・物性構造科学専攻物質・生物機能科学専攻コロキウム(研究討論会) 研究発表電子顕微鏡による構造解析Message理学研究科?数理・物性構造科学専攻?物質・生物機能科学専攻26有機合成実験