ブックタイトル日本女子大学大学院 GUIDE2016
- ページ
- 24/32
このページは 日本女子大学大学院 GUIDE2016 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 日本女子大学大学院 GUIDE2016 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
日本女子大学大学院 GUIDE2016
24 〈2015年度専任教員〉(特別研究担当者)紹介Voice 心理学専攻OG視覚心理実験の様子心理学の伝統を正しく受け継ぎ、新しい発展に寄与し得る能力を育成する本専攻の前期課程は次の二つに分けて入学試験を実施しています。①心理学基礎領域・基礎関連領域:実験心理学をはじめとする学科目により、科学的・客観的な心理学理論と研究法について高度な学習の機会を得るとともに、人間のより広い精神活動や行動の諸側面に着目して、精神や行動の発生・発達過程の解明、社会行動に働く諸変数の探求等について一層高度な学習を行います。②臨床心理学領域:こころの健康と病理に関する諸理論と臨床心理学的研究方法を学ぶとともに、臨床心理学的援助の専門的実践力を習得します。専攻者は3領域から科目を選ぶことができます。「臨床心理学領域」は(財)日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定校となっており、近年の臨床心理士試験合格率はほぼ100%です。【博士課程前期 修了生】■心理学基礎領域・基礎関連領域 日立システムアンドサービス、アメリカン・エキスプレス・ジャパン、日本光電工業、内田洋行ITソリューションズ、りそな銀行、東京・特別区Ⅰ類 など■臨床心理学領域 法務省専門職、東京都職員(心理)、静岡県庁(心理判定員)、川崎市総合教育センター、国立病院機構国府台病院、横浜市リハビリテーション事業団、千代田区子ども家庭支援センター、小平記念日立教育振興財団日立家庭教育センター、山梨県学校配置スクールカウンセラー、東京都立国際高校スクールカウンセラー、日本女子大学心理相談室助手、警視庁、横浜市北部児童相談所、北里研究所北里大学東病院 など【博士課程後期 修了生】千葉大学教育学部、愛知教育大学、国際医療福祉大学院、愛知淑徳大学、神奈川大学、東洋大学、東北学院大学、洗足こども短期大学、白梅学園大学、日本女子大学 など青木 みのり 教授専門は臨床心理学、家族療法、スクールカウンセリング、ブリーフセラピー。心の問題を、人と人との相互作用という視点から解明し対人支援に活かしています。石黒 格 准教授社会心理学、社会学、パーソナル・ネットワーク研究。現在は、特に地域移動をする若者の人間関係と、都市度と人間関係の同類性を研究対象としています。岩立 志津夫 教授個人的な研究領域は言語発達の基礎研究と支援研究。生涯発達に関連するテーマ(育児、男女の性役割、Identity等)での研究、学位論文指導を行います。鵜養 美昭 教授学校コミュニティの心理臨床とそのマネージメントが専門。特に遊戯療法、保護者・教員相談、スクールカウンセリング、学生相談の実際と学校臨床行政。岡本 安晴 教授計量心理学・認知心理学:計量心理学的方法の開発、および計量心理学的手法を活用した認知心理学的現象の研究。心理学用プログラムの開発。金沢 創 教授専門は知覚認知の発達。実験心理学的な検討を行いながら、医療現場にて健診項目の開発も行っています。あわせて心の進化についても独自に考察中。川﨑 直樹 准教授専門は臨床・パーソナリティ心理学。青年期の自己形成や自己受容における内的・外的過程の理解と支援。恥や不安などの否定的感情の体験的処理過程の理解と支援など。小山 高正 教授比較発達心理学、進化心理学、動物行動学が専門。知能の進化、環境ホルモンと子どもの社会発達、環境エンリッチメントと知能の関係などの研究を行います。塩崎 尚美 教授臨床心理学の中でも乳幼児とその家族の支援や保育園での臨床実践、医療領域の臨床、心理アセスメント、精神分析的心理療法を専門とします。竹内 龍人 教授視知覚に関する実験心理学的研究とその応用。特に色彩視、錯視、運動視、情動、表情認識を専門としています。 人間の心の仕組みや働きの特質を解明して、人間の心の本性に関する基礎理論を構築し、併せて、心の問題を処理する実践理論と方法論を提示しようとする心理学の重要性と必要性は近年ますます増加しつつあります。本専攻は、心理学に対する社会からの要請に応え、学部段階における基本を踏まえて、さらに高度な研究能力を有する研究者および的確な問題処理能力を持つ心理臨床領域の実践家を養成することを目指しています。 本学の魅力は学生の学びたいことをいつも尊重し、興味のある分野に関する丁寧なご指導やさまざまな実習の場を提供してくださることだと思います。修了後も学生同士のつながりを大事にしていて、お互いに切磋琢磨し合える環境があることも本学の強みだと思います。 現職場の情緒障害児短期治療施設ではセラピストとして子どもたちの心のケアを担当しています。セラピーだけではなく宿直で子どもたちの生活の場に入ることもあるので、面接場面では見ることのできない子どもたちのいろいろな表情を見ることができます。ほとんどのお子さんが虐待を受けていたため、大人に対する不信感や警戒心を強く持っています。子どもと関わる中で迷い葛藤することも多いですが、原点に返り前向きでいられるのは実習や大学院の先生方から学んだ姿勢が大きいと思います。K.M.動物実験演習臨床心理実習を行う心理相談室心理学専攻博士課程前期 2013(平成25)年修了静岡県立吉原林間学園(情緒障害児短期治療施設)治療指導課治療班専攻の三つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)は、本学ホームページ入学案内-大学院入学案内をご覧ください。人間社会研究科 心理学専攻 日本女子大学大学院修了後の主な就職先カリキュラム構成