ブックタイトル日本女子大学大学院 GUIDE2016

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概要

日本女子大学大学院 GUIDE2016

〈2015年度専任教員〉(特別研究担当者)紹介 【専門分野】Voice 社会福祉学専攻OG現代の多様な福祉課題に挑戦するために-学問と専門性の確かな基礎を築く 前期課程の修了に必要な単位数は32単位です。必修科目は、指導教員の担当科目(4単位)と、修論指導(特別研究)(10単位)のみです。 選択科目は、指導教員と相談して次の中から選択します。①本専攻が提供する科目②他専攻が提供する科目③協定を結んでいる他の大学院が提供する科目なお、社会福祉以外の分野の学部の卒業生は、本学社会福祉学科で開講しているいくつかの科目の履修を求められます。日本女子大学大学院修了後の主な就職先青梅市地域生活支援センタースペースあい、かがやき会就労センター「街」、神奈川県、神奈川県社会福祉協議会、川崎市教育委員会、韓国大邸広域市社会福祉協議会、NPO法人きみさんち、埼玉県、順天堂大学医学部附属順天堂医院、砂町友愛園、横浜西部就労援助センターゆめプロ、山梨県庁、浦和大学、愛媛大学、埼玉県立大学、静岡英和学園大学、神奈川県立保健福祉大学、久留米大学、立正大学、田園調布学園大学、日本女子大学、文京学院大学、明治学院大学、松山大学、東京都 など小山 聡子 教授 【障害福祉論と障害学、ミクロソーシャルワークと        その教育方法】現代思想の趨勢を踏まえ、ソーシャルワークの専門(職)性がはらむ自己矛盾について検討し、批判的教授法 (クリティカル・ペダゴジー) の立場からその教育方法を追及しています。木村 真理子 教授 【地域精神保健とソーシャルワーク、         心理社会的リハビリテーション、多文化と精神保健】質的研究、ソーシャルワーク理論、ケアマネジメントと地域サポートシステム、移住者と精神保健、当事者のサービス運営への参加とセルフヘルプ、精神障害からのリカバリーなどを研究テーマとしています。沈 潔 教授 【比較福祉論・東アジア社会福祉】東アジア諸国の社会福祉の歴史的な形成経緯をたどりながら、現在直面している新たな課題について、比較の視点から検討します。また、比較検討のための分析手法や理論構築に関する研究にも取り組んでいます。林 浩康 教授 【子ども・家族支援論】里親や児童養護施設および児童相談所や市町村における子どもや家族支援のあり方について具体的に検討しています。久田 則夫 教授 【利用者本位サービス論、社会福祉組織運営論、        英国コミュニティケア論】利用者本位サービスの実現を目指し、英国において培われた知見をベースとしながら、その理論的枠組みと実践技法に関する研究に取り組んでいます。増田 幸弘 教授 【社会保障法・労働法】専門は厚生と労働の法と政策です。最近の関心は、「多様な家族関係の法と政策」「医療保障と私的医療保険」「労働衛生と法」です。渡部 律子 教授 【高齢者福祉論、ソーシャルワーク援助技術理論、        ケアマネジメント実践、スーパービジョン】高齢者とその家族が抱える課題を解決するためにソーシャルワーク援助技術理論をいかに応用していくかを考えていきます。そのプロセスで、スーパービジョンなどを通したソーシャルワーカーの現任教育の課題を探求していきます。圷 洋一 准教授 【社会保障論、福祉理論】福祉イデオロギーに関する概念的・規範的分析を通し、社会保障制度、福祉政策、福祉国家体制のあり方を考えています。岩永 理恵 准教授 【社会福祉政策、貧困・社会的排除】貧困・社会的排除に関心をもち、この問題に関する政策、特に生活保護制度の歴史分析に重点をおき研究しています。近年は、被災者支援制度の研究、政策形成・展開に 関与した官僚等へのオーラルヒストリー研究も行っています。 社会福祉学専攻では、広く関連領域の学問を取り込みながら、現代の福祉課題に挑戦できる人材を養成します。前期課程ではコースワークを通じて、①正しい研究方法論を身につけた研究者の養成、②高い問題解決能力を身につけ、研究志向を持ったソーシャルワーカーの養成指導を行います。後期課程では丁寧な個別の論文指導によって課程博士の取得を目指します。 社会福祉学専攻は、少人数での授業が主であり、先生や仲間達と各自のテーマについて議論が交わされました。さまざまな側面から意見を聞けることで、自らの考えを深化させることができ、研究テーマと2年間じっくりと向き合うことができました。大学院での研究は、今でも仕事をする上での「テーマ」へとつながっています。 現在、私は横浜市の福祉保健センターで、貧困・高齢・子ども・精神保健などのさまざまな分野を含む業務に携わっています。多岐に渡る業務で多くの人と向き合う中で、自分の基盤となる考えを持てることは、私にとって大きな強みです。現場で働く専門職にとって「テーマ」を見つけられることは、自らの仕事を充実させるエッセンスであり、大学院での学びから得た大きな財産だと思っています。ご指導くださった先生方や、共に研究に励んだ仲間たちに感謝しています。J.I.社会福祉学専攻博士課程前期 2011(平成23)年修了横浜市 南福祉保健センター 勤務国際シンポジウムの様子学内学会の様子修士論文報告会の様子カリキュラム構成専攻の三つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)は、本学ホームページ入学案内-大学院入学案内をご覧ください。黒岩 亮子 准教授 【地域福祉論】地域における高齢者等の孤立の実態、地域支え合いシステムをいかに構築するかなど、今日の福祉課題を地域社会でどのように解決していくかについて考えています。永井 暁子 准教授 【家族福祉政策論・社会福祉調査】専門は家族福祉と社会調査です。「ワークライフバランス」「男性の家事・育児」「家族関係の形成」について研究しています。赤澤 輝和 講師 【医療福祉とソーシャルワーク、緩和ケア】身体疾患患者の心理社会的側面、病気関連行動が主な研究テーマです。医療福祉が患者を理解するための知見を、ソーシャルワークが介入の視点を提供します。人間社会研究科 社会福祉学専攻21