ブックタイトル日本女子大学大学院 GUIDE2016

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概要

日本女子大学大学院 GUIDE2016

6人間社会研究科?社会福祉学専攻?教育学専攻?現代社会論専攻?心理学専攻?相関文化論専攻アドミッション・ポリシー(博士課程前期) 人間社会研究科は、学際的教育研究を通じて、常に変貌しつつある人間社会に関する学問および実践的活動を探求し、研究者あるいは高度な専門的実践者として活躍し、よって人々の幸福と社会の発展に貢献できる人材を養成することを目的としています。■人材養成・教育研究上の目的●人間と社会の諸問題について、学際的・国際的に研究したいと希望する人。アドミッション・ポリシー(博士課程後期)●博士課程前期で身につけた専門知識と研究手法により、さらに高度な研究を継続し、社会に貢献したいと希望する人。●高度に専門的な知識をもって社会に貢献したいという意欲をもった人。 本研究科の特徴の一つは、実践的・職業的なフィールドに根ざした研究・教育をめざしていることです。人間と社会に関わる現代的な課題の多くは人々の生活の「現場」から生まれ、その解決には学術的な研究が求められます。本研究科は、そうした人間と社会をめぐる実践的な諸課題に取り組む第一線の研究者を擁しています。本研究科のもう一つの特徴は、既存の学問領域を超えた研究・教育をめざしていることです。人間と社会に関わる現代的な問題の多くは、既存の学問領域の仕切りには収まらない学際的な取り組みを必要としています。本研究科では、多様な専門分野をつなぐ学際的で自由闊達な雰囲気のなかで、研究者たちが人間と社会に関する最先端の研究を深めています。本研究科の修了生の進路は、研究者として活躍している人、現場に出て高度職業人として活躍している人など多様です。学部の勉強だけでは物足りないと感じている皆さん、あるいは社会人としての経験を積んでもう一度勉強してみたいと考えている皆さん、私たちとともに人間と社会をめぐるさまざまな疑問や課題に取り組んでみませんか。社会に貢献する人材を生み出す 人間社会研究科は5専攻からなり、学際的教育研究を通じて、常に変貌しつつある人間社会に関する学問および実践的活動を探求し、研究者あるいは高度な専門的実践者として活躍し、よって人々の幸福と社会の発展に貢献できる人材を養成することを目的とします。 本研究科の教育研究は「社会への貢献」を目的とします。その意味は二重です。一つは社会の時流に流されることのない歴史的に大学の社会的存在意義とされてきた「真理」「学問」「科学」の探求であり、今一つは近年大学にとみに求められている実用的・実践的な力量の育成です。人間社会研究科委員長教育学専攻今井 康雄 教授人間社会研究科委員長からのメッセージ■ 人間社会研究科の特色 博士課程前期では、研究者と高度なレベルにおける「実践現場に働く人々」の双方の養成を目的とします。後者においてはいわゆる「高度専門職業人」が典型ですが、必ずしも「職業人」に限るものではなく、報酬のために働くのではない人々をも含みます。 博士課程後期では、前期課程における研究をより高度なレベルに導きます。ここでの研究には「実践現場で働く人々」としての経験の上にこそ成り立ちうる理論的・実践的研究も含まれます。■ 奨学金、研究支援金等 全学的な奨学金には日本学生支援機構奨学金の他、次のものがあります。成瀬仁蔵先生記念賞、日本女子大学学業成績優秀賞・研究奨励賞、日本女子大学大学院奨学金、森村豊明会奨励賞、日本女子大学特別活動給付奨学金。また各専攻には次のものがあります。奨学費(教育学、心理学、相関文化論。他専攻も順次導入)、教育学科の会による院生支援制度(教育学)、指定寄付金による研究支援金(心理学)■ 近年の博士論文例【社会福祉学専攻】●被占領期GHQ「児童福祉総合政策構想」と児童福祉法 ~厚生省の「一元的統合」及び「連携的統合」の議論~●児童養護施設における「家族再統合」 ―「場」への包摂と「関係」への収斂―【教育学専攻】●奥野庄太郎の〈読むこと〉の教育●J.A.コメニウスの世界観と言語観に関する教育思想史研究 ―17世紀における事物・言葉・書物―●新人看護師のリフレクションを支援する指導に関する研究【現代社会論専攻】●闘病記の社会学的研究―がん闘病記を中心に―●「日系ペルー人」強制収容経験の社会学的研究 ―ペルー会に集う人びとのライフストーリーを中心に―【心理学専攻】●内分泌撹乱物質が神経行動発達に及ぼす影響評価とそのモデル開発●精神科医と慢性期統合失調症患者との治療関係と患者の治療アドヒアランスとの関連についての臨床心理学的研究●環境光への順応による運動知覚の変容■ 研究誌・研究紀要等 本研究科あるいは本研究科の専攻関連で、次のような研究誌・研究紀要が発行されています。人間社会研究科紀要、社会福祉(社会福祉学)、人間研究(教育学)、心理相談室紀要(心理学)、文化学研究(相関文化論)。 また、上記および専攻の研究成果報告書等を通じて博士論文、修士論文の梗概を公開しています。■ 他大学院との連携 本研究科あるいは本研究科の専攻と学生交流や研究交流を行っている主たる他大学院は次の通りです。お茶の水女子大学、東京学芸大学、学習院女子大学、白百合女子大学、立教大学、神奈川県内大学間学術交流協定加盟大学(25大学)、大学院委託聴講生(社会福祉学専攻)に関する協定加盟大学(11大学)、大学院社会学分野の単位互換制度に関する協定加盟大学(23大学)相関文化論専攻社会福祉学専攻教育学専攻現代社会論専攻心理学専攻〈課程博士および論文博士。相関文化論は2008(平成20)年度に後期課程創設〉情報処理方法の演習Message20