ブックタイトル日本女子大学大学院 GUIDE2016

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概要

日本女子大学大学院 GUIDE2016

19〈2015年度専任教員〉紹介 【専門分野】Voice 史学専攻OG人類の多様な歩みを理解し、広い視野に基づく歴史的な思考を身につけることを目指します 日本史分野では、各時代における個人や社会集団の意識・行動の特質を認識するとともに、その素材となる多様な史料の利用方法を習得します。そのための文化財学系科目も提供しています。 東洋史分野では、中国伝統社会の形成と西アジア近現代史の分析を主軸に、多様な社会や文明を持つアジア諸地域の総合的把握を行います。 西洋史分野では、ヨーロッパ・地中海世界に展開したさまざまな国家、社会の比較検討を通じて、現代世界に大きな影響力を持つ欧米文化の総合的把握を行います。文化庁、埼玉県立文書館、千葉県庁、武蔵野学院大学、東京農業大学第三高等学校附属中学校、芝浦工業大学柏中学高等学校、女子美術大学附属高等学校、市川学園市川中学校・市川高等学校、山梨県立白根高等学校、日本女子大学附属中学校、日本女子大学、日本女子大学成瀬記念館、紙の博物館、川崎市市民ミュージアム、草月会館、日本経済新聞社、吉川弘文館、岡墨光堂、講道館図書資料部、 トーハン など藤井 雅子 准教授 【日本古代中世史】寺院社会史を専門としています。とくに寺院史料を活用しながら、真言密教寺院と世俗権力との関わり、密教僧の修学活動の実態を研究しています。永村 眞 教授 【日本中世・近世史】日本中・近世史を担当し、仏教史と寺院史料を研究しています。東大寺・醍醐寺の調査を続けており、同じ分野を研究する院生も少なくありません。井川 克彦 教授 【日本近代史】経済社会を中心とした日本近代史を研究しています。特に比較史的視点に立った蚕糸業史・農村史を専門にしています。吉良 芳恵 教授 【日本近現代史】日本近現代史が専門です。主に地域における政治や社会の変動、地域と軍隊との関係について研究しています。地域の史料の中に世界が見えます。山下 将司 准教授 【中国隋唐史】中国隋唐史を研究しています。現在は六鎮の乱に始まる隋唐支配層の形成過程と、北朝時代以降の中国在住ソグド人の活動を追究しています。臼杵 陽 教授 【中東現代史】中東現代史、とりわけパレスチナ/イスラエル地域を中心に研究しています。最近は第二次世界大戦期日本の対中東イスラーム政策も視野に入れています。加藤 玄 准教授 【ヨーロッパ中世史】ヨーロッパ中世史が専門です。特に中世後期の南フランスにおける新設都市、イングランドとフランスの宮廷や国王の巡幸を研究しています。北村 暁夫 教授 【欧米近現代史】イタリア近現代史、とりわけ19世紀後半から20世紀前半にかけてヨーロッパや南北アメリカなどに流出したイタリア移民の歴史について研究しています。伊藤 寿和 教授 【歴史地理学】専門は日本の歴史地理学。主に農業の実態、古代の条里制や中世の荘園、近世の焼畑など、史料や絵図、現地調査に基づいて研究を進めています。近藤 光博 准教授 【宗教学、インド近現代史】インド近現代史を宗教学の立場から研究しています。専門は、近代政治とヒンドゥー教の関係、より一般的には政教関係から見る現代宗教論です。平石 淑子 教授 【中国近現代文学・比較文化】旧満洲における中国人の文学・芸術活動を中心に研究しています。日中の言語表現に見る文化的差異にも関心を持っています。 史学専攻は、日本史・東洋史・西洋史の各分野に分かれ、相互の比較史的究明を行いつつ、専門領域における考察力・探求力を身につけ、教育・研究者として社会に貢献する人材を育成することを目的にしています。とりわけ歴史研究の基礎となる各時代の諸言語、例えば日本史における古代から近現代の多彩な史料の読解能力、東洋史・西洋史における中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・イタリア語など幅広い語学力の習得を重視しています。 現職では、展示の企画や資料整理業務などに携わっています。毎日が勉強の日々ですが、さまざまな業務にチャレンジしながら、充実した日々を過ごしています。大学院では日本近現代史を専攻しました。研究発表の機会が多く、時間に追われることも多々ありましたが、親身に指導して下さる先生方のアドバイスを受けながら、確実に研究を前にすすめることができました。夏休みなどの長期休暇には、先生主催の資料調査に参加させていただき、資料の取り扱い方や撮影の方法、目録の採り方など、すべてを基礎から教えていただきました。そうした日々の中で率直に意見を交わせる友人たちと出会うこともできました。在学中に目標としていた学芸員として働き始めたいま、大学院で学んだこと、経験したことのすべてが私の支えとなっています。M.T.史学専攻博士課程後期 2011(平成23)年単位取得満期退学日本女子大学成瀬記念館(学芸員) 勤務日本近代史ゼミ高頭 麻子 教授 【西欧思想・文化史・文学】西欧の思想・文化史、特にフランス中世の騎士道物語に始まる男性・女性観、恋愛・結婚観の歴史、19世紀以降の美術史、社会思想史を研究しています。黒子 康弘 准教授 【思想史】ヨーロッパの思想、特に18世紀末と19世紀末の二つの世紀転換期におけるドイツ語圏の思想的水脈を幅広く研究しています。専攻の三つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)は、本学ホームページ入学案内-大学院入学案内をご覧ください。日本女子大学大学院修了後の主な就職先カリキュラム構成文学研究科 史学専攻史料調査実習西洋近代現代史ゼミ