ブックタイトル日本女子大学大学院 GUIDE2016
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日本女子大学大学院 GUIDE2016
カリキュラム構成日本女子大学大学院修了後の主な就職先〈2015年度専任教員〉(特別研究担当者)紹介 【専門分野】平塚らいてうの色紙(左上)新開発の蝋管再生機(右下)百年前の蝋管蓄音器きつねの双紙 教員として働くなかで、学生と接していると、自身が持ち寄った知識や情て変化をたくさん起こすために、自分の引き出しを増やしていかなくてはと常々思うのです。分自身を育てる時間でもありました。ゼミは既存の知識の共有に留まらず、新しい可能性に価値を認めてくれ、その生き生きとした環境が私を豊かにしてくれたと思っています。という経験も、引き出しの一つとして学びの場に戻りたいと思っています。専門性を得ることは、自分の生き方を自由に選択する力につながり、変化を喜ぶ余裕につながったのだと、大学院に感謝しています。日本語・日本文学を探究し、その真髄を世界に発信できる力を獲得します 本専攻のカリキュラムは、上代・中古・中世・近世・近現代の日本文学、日本語学、日本語教育学、中国古典学および図書館学を柱に組まれています。各分野とも先端で活躍する専門の研究者を擁し、多彩な講義・演習を設置しました。豊富な図書類を整え、研究設備の充実の上に、教授と学生間における人間的な交流を尊重しています。特に演習は本専攻ならではの特色あるテーマに基づいた対象を扱い、討論の中から各学生は研究の在り方、論文の執筆方法などを修得していきます。「国語」の専修免許状を取得、多数の教員が全国で活躍中です。研究職にもすでにすぐれた人材が輩出し、各学界において盛んな研究活動をしています。日本女子大学文学部日本文学科、天理大学文学部国文学国語学科、川村学園女子大学文学部日本文化学科、カリタス女子短期大学言語文化学科、慶應義塾大学経済学部、国際交流基金日本語国際センター、流通経済大学経済学部、日本女子大学附属高等学校、日本女子大学附属中学校、慶應義塾大学附属高等学校、関東学園大学附属高等学校、鎌倉女学院高等学校、鶴見大学附属中学校・高等学校、フェリス女学院中学高等学校、秋田県立高等学校、茨城県公立中学校、都立深川高等学校、太田国際学園、韓国新羅大学校外国文学部日語日文専攻、タイ王国タマサート大学教養学部日本語学科、栃木県立博物館、京セラ丸善システムインテグレーション、国書刊行会、小学館集英社プロダクション、辰巳法律研究所、日立ソフトウェアエンジニアリング など 日本文学専攻では、日本文学・日本語学および関連諸学について、高度の学識を培い、その本質を究明するとともに、日本文化の継承発展に貢献できる人材を育成します。博士課程前期では専門的な知識を修得した上で各専攻分野の解明に努め、さらに後期課程では広い視野に基づいた創造的な研究によって、博士論文執筆を目指し、学問研究を推進する能力の養成を目的としています。A.Y.日本文学専攻博士課程前期 2011(平成23)年修了鶴見大学附属中学校・高等学校 教諭石井 倫子 教授 【中世文学】中世演劇である能・狂言について、金春禅鳳の能と伝書、能における古典享受の諸相に関する研究を中心に、明治・大正期の文学者と能との関わりにも関心を持っています。江田 すみれ 教授 【日本語教育】複数のジャンルのコーパスをもとに文法項目の調査を行っています。異なる種類のテクストの中での文法項目の出現状況を見ることにより、テクストと文法項目の使われ方の関係を考えていきます。坂本 清恵 教授 【日本語学】能楽・浄瑠璃などの伝統芸能を資料に中近世を中心とした音韻、アクセント研究、および定家仮名遣を中心とした表記について研究しています。清水 康行 教授 【日本語学】近代日本語史の記述的な研究。特に録音資料による音声言語史、非文芸的な資料による文章史。近代「国語」「標準語」制定史にも関心があります。平舘 英子 教授 【上代文学】上代文学、主として『萬葉集』における和歌の主題の成立と展開を探ると共に、表現することばと方法が持つ種々の意匠を分析し、日本文学の成立と展開の諸相を考察しています。高野 晴代 教授 【中古文学】王朝和歌、特に古今集時代を対象に最古の勅撰集成立とその意義を探ります。また和歌を視点として『源氏物語』『蜻蛉日記』などの作品、さらに和歌と絵画との関係を研究テーマとしています。福田 安典 教授 【近世文学】専門分野は平賀源内を主軸に捉えた近世中期の文芸と、文人の交流、出版の諸問題。近世中期の文芸を中心に、その背景や作品の成立過程、作家の伝記、出版などを総合的に検討しています。谷中 信一 教授 【中国思想史】伝世文献資料と新たに出土した文献資料を用いた中国古代思想史研究。特に先秦時代の中国諸地域の思想文化の特色の研究。近年は『老子』経典化プロセスを追っている。山口 俊雄 教授 【近現代文学】1930年代にデビューした石川淳や太宰治を中心に、広く近代文学を同時代の諸言説・諸事象との関係の中で読み、その歴史性の解明を試みています。大谷 康晴 准教授 【図書館情報学】図書館が担ってきた知識基盤としての社会的機能のあり方と今後を探るために、図書館経営、図書館政策、図書館員の養成教育をテーマとしています。渡部 麻実 准教授 【近現代文学】昭和の作家、堀辰雄の草稿や書き入れ本の研究をおもに行っています。近年は近現代の文芸と科学の関係性についても興味を持っています。中世文学演習の授業風景専攻の三つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)は、本学ホームページ入学案内-大学院入学案内をご覧ください。17文学研究科 日本文学専攻報が、新しい感性のもとで驚きの化学変化をすることに気づかされます。そし 私にとって大学院での二年間は、さまざまな人々との知の交流によって自 今は育児休業をいただいており、一見キャリアを阻みそうな出産や育児Voice 日本文学専攻OG