ブックタイトル日本女子大学大学院 GUIDE2016

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概要

日本女子大学大学院 GUIDE2016

15〈2015年度専任教員〉(特別研究担当者)紹介 【専門分野】Voice 生活環境学専攻OGVoice 生活環境学専攻OG 私は韓国の大学で食品栄養学を学び、卒業後、日本に留学しました。日本では、大越ひろ教授ご指導の下、本学大学院博士前期・後期課程を修了し、「高齢者の摂食機能を考慮した豚肉加工品に関する研究」のテーマで博士(学術)を取得しました。その後、高圧処理の優位性を活かした高付加価値食品(特に食肉軟化技術を中心)の開発に従事する研究員として、新潟大学農学部で5年間働いていました。現在は、韓国食品企業の中央研究所に勤めて、食品の中で特別食を研究しています。私は本学大学院で幅広い知識を学び、高い研究技術を取得できました。身につけられた知識、技術をもとに、自分がとても大事だと思う「食」に、一生深く関わっていきたいと思います。人間生活のあり方や現代社会の抱える複雑な課題を究明する研究者を目指します 本専攻のカリキュラムは生活環境、生活素材、生活機能、生活造形、生活経済の五つの系列から構成されています。1.生活環境・・・衣服・住居は人間の近接環境として生体に直接関与しますが、広く自然環境や特殊環境と生体との相互作用について、安全性、快適性などの側面から究明します。さらに食品汚染、環境汚染などが生体に与える影響、人間の健康保持のあり方を追究します。2.生活素材・・・衣生活、食生活上必要な素材、成分、特性を解明するとともに、消費過程上の諸条件を通して、生活素材としての適否を追究し、改質、改良などについても究明します。3.生活機能・・・生活過程における人と物との関わりに着目し、住生活、衣生活を中心に、近年の多様化、複雑化した情報と対応した生活機能のあり方を追究します。4.生活造形・・・衣服・住居を造形的側面より捉え、設計、デザイン、構造、人間工学などの観点から、安全で快適な衣環境・住環境のあり方を追究します。さらに生活造形の原点を歴史的、文化的側面からも解明します。5.生活経済・・・地球環境と人間社会の持続性を保証する経済システムと機能(市場、公共部門およびさまざまな人間の連帯的な活動の3分野における、生産、分配、消費、廃棄を含む資源の循環)を生活のあり方から究明します。カリフォルニア大学ディヴィス校研究員、調布学園短大人間福祉学科、慶應義塾大学環境情報学部、山形県置賜総合支庁商工労働観光課、日本女子大学家政学部家政経済学科、名古屋経済大学短大部、福岡教育大学教育学部家政教育講座、千葉大学工学部都市環境システム学科、椙山女学園大学人間関係学部、専修大学、慶應義塾大学法学部、北海道教育大学教育学部釧路校、愛知江南短期大学生活科学科、宇都宮共和大学、杉野服飾大学、湘北短期大学、東京学芸大学、豊島岡女子学園 など 生活環境学専攻は、多岐にわたる専門分野から構成されており、生活者である人間とそれをとりまく生活環境との関係や機能を、自然科学的、人文科学的、社会科学的、工学的、造形学的側面から考察し、生活のあり方を追求し究明することを目標としています。人間生活の安全性・快適性などの生活環境に関わる今日的課題への対応策を構築可能とする高度な学識および創造力を有する専門家の養成を目的としています。Y.K.生活環境学専攻博士課程後期 2007(平成19)年修了学位:博士(学術)大象株式会社 中央研究所BS-Projectチーム チーム長秋元 健治 教授 【地域問題】天野 晴子 教授 【生活経営学、家庭科教育】石川 孝重 教授 【感性工学、構造安全】植田 敬子 教授 【応用ミクロ経済学】大越 ひろ 教授 【調理科学、食品の物性論】大塚 美智子 教授 【被服構成学、被服体型学】川澄 俊之 教授 【微生物機能の解明とその有効利用】定行 まり子 教授 【住居計画、住環境行動、地域施設計画】篠原 聡子 教授 【建築設計】新藤 一敏 教授 【生物有機化学、分析化学】住澤 博紀 教授 【ヨーロッパ福祉国家、ガバナンス論】高増 雅子 教授 【食教育】多屋 淑子 教授 【生活工学、衣環境学】平田 京子 教授 【住居安全学・防災】細川 幸一 教授 【消費者政策、消費者教育】堀越 栄子 教授 【生活経済、現代生活論】増子 富美 教授 【衣整理学、染色加工】横井 孝志 教授 【衣人間工学】 私は韓国で修士課程を修了し、本学の博士後期課程に入りました。博士後期課程の4年間を振り返ってみると、汗と涙の連続でありました。在学当時、家にいることが不安になり、学校に行かなければならない「自称登校症候群」となりました。博士号を取得すると同時に、日本学術振興会の外国人特別研究員になり、研究に専念することができました。 その後、千葉大学で「研究者・教育者への道」を歩いています。これらは、私一人の能力ではなく数えられないくらい多くの方の助けがあったからこそ、ここまでこられたのだと思います。現在、私はカナダ、ドイツ、フランス、ベルギー、ブラジル、中国、韓国、インドネシア等の世界国々の研究者たちと国際的な研究と交流を行っております。世界は広くてやることはたくさんあります。ぜひとも失敗を怖がらずさまざまなことに挑戦してほしいです。J.J.生活環境学専攻博士課程後期 2003(平成15)年9月修了学位:博士(学術)千葉大学大学院工学研究科 助教生活経済系列の授業専攻の三つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)は、本学ホームページ入学案内-大学院入学案内をご覧ください。カリキュラム構成?専門分野の詳細に関しては、該当頁をご覧下さい。11119118108998111110910111010p.p.p.p.p.p.p.p.p.p.p.p.p.p.p.p.p.p.日本女子大学大学院修了後の主な就職先人間生活学研究科 生活環境学専攻