ブックタイトル日本女子大学大学院 GUIDE2016
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日本女子大学大学院 GUIDE2016
14 〈2015年度専任教員〉(特別研究担当者)紹介 【専門分野】Voice 人間発達学専攻OGVoice 人間発達学専攻OG人間の成長・発達を心身両面からとらえる 授業科目は大きく3分野に分かれています。第1は「発達教育論」であり、人間の発達過程における影響要因である教育・文化・社会等と個人の特性との関係を究明していきます。第2の「人体発達基礎論」では、最新の生化学・生理学を学び、第3の「栄養・保健学」で、高度に栄養学的アプローチが可能になることを目指しつつ、人間生活における保健・医療の場で科学的な介入を実践的に展開できるような力を養います。北海道教育大学、山梨大学教育人間科学部、埼玉県立小児医療センター、川村学園大学教育学部、筑波大学大学院人間総合科学研究科、十文字学園女子大学、駒沢女子大学人間健康学部、ベトナム国立栄養研究所、聖徳大学、大東文化大学、和洋女子大学、目白大学 など■乳児期の絵本場面における母子の共同活動に関する発達研究■日本とスウェーデンの「持続可能な社会」を目指す幼児期の「環境教育」の意義■戦後幼稚園教育における教師の専門家意識の形成■幼児の主体的・創造的音楽表現を支える音楽活動の可能性■「A市子育て支援センター」における「親子の居場所」創出の過程■アスタキサンチンの糖尿病性酸化ストレス抑制作用を増強する食餌性抗酸化剤 に関する研究■栄養因子がストレス時の免疫・アレルギーに与える影響■骨粗鬆症予防のための栄養学的研究:小腸アルカリホスファターゼまたは骨代謝 に対する食事性因子の影響坪能 由紀子 教授 【音楽教育学】幼稚園・小学校の子ども・教員を対象とした音楽づくりワークショップの実践や、子どもの創造的な音楽活動に関する研究。川上 清子 教授 【発達心理学】胎児・乳児における“自発的微笑・自発的笑い”の発達、および乳幼児の“クレーン行動”の発達に関する研究。川端 有子 教授 【児童文学】児童文学を歴史や社会、文化との関わり、「子ども観」の変遷などから分析・解明する研究。佐藤 和人 教授 【臨床栄養学、免疫病理学】免疫と栄養に関する研究。リウマチ・アレルギー疾患の免疫栄養学的制御法の開発、生活習慣病の免疫栄養学的な視点からの解析などを検討。五関 正江 教授 【栄養学、骨代謝】培養細胞を用いた各種栄養因子による骨代謝改善効果、骨密度関連遺伝子多型の機能解析など、骨代謝と栄養との関連を中心とした研究。本間 健 教授 【公衆栄養学、公衆衛生学、臨床糖尿病学】食環境整備、食育、患者教育等についての調査研究。具体的には、ヘルシーメニューの普及・実態の調査、緩和医療における食事提供の実態等の調査等。丸山 千寿子 教授 【臨床栄養学、栄養教育論】動脈硬化症予防・治療のための食事療法を、危険因子である脂質異常症、糖尿病などに関して研究。 人間発達学専攻は、生活の主体である人間について、心身の両面から究明しようとする諸研究によって構成されています。人間の発達過程を教育・文化・社会などと関連させてとらえる一方、人体の形成・発育・発達に関する生理学・栄養学的基礎理論と、保育、運動、食などの人間生活に関わる学際的理論を学び、 健康の保持・推進、 疾病の予防・治療を目指した研究を行います。 大学院での生活は、毎週のゼミで難解な本を読み、レポートを作成し、議論し、先生や先輩方から厳しいコメントをもらうということの繰り返しでした。十分に議論に加われない自分に落ち込むことも多くありましたが、院生仲間と励ましあいながら、夜遅くまで勉強し、疑問点を話し合う中で、考えが深まっていくという過程は、とても楽しく充実した毎日でした。研究することの喜びを知ったこと、そして現在でもさまざまな問題を議論できる仲間ができたということは、大学院で得た大きな財産だと思っています。 現在は大学の教員となり、さまざまな授業を担当し、また研究に取り組む日々ですが、すべてにおいて大学院で学んだことが基礎となっていることを痛感しています。これからも、学生たちと共に学びあいながら、前進していきたいと思っています。A.T.人間発達学専攻博士課程後期 2005(平成17)年満期退学学位:博士(学術)山梨大学大学院総合研究部教育人間科学域 准教授 大学院では、動物実験、細胞レベルの実験、ヒトを対象にした調査とさまざまな手法を用いて骨代謝に関する栄養素について研究しました。先生方からは、研究に向かう真摯な姿勢、困難にぶつかってもあきらめずにやり遂げる大切さ、自分たちの研究を論文として社会に発信していくことの重要性をお教えいただき、とても充実した大学院生活でした。今、管理栄養士を目指す学生を指導する教員として仕事をしています。新設された学科で、自分の研究室を持ち、学生たちの卒業研究を試行錯誤しながら進めています。大学院時代に先生方にお教えいただいたこと、さまざまな経験を思い出しながら、新たな環境で研究に取り組んでいます。20歳代の若いときに、朝から晩まで研究に没頭できる環境の中で過ごした時間は、私の一生の財産となっています。N.S.人間発達学専攻博士課程後期 2007(平成19)年修了学位:博士(学術)駒沢女子大学人間健康学部 准教授細胞培養実験専攻の三つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)は、本学ホームページ入学案内-大学院入学案内をご覧ください。博士論文題目カリキュラム構成 日本女子大学大学院修了後の主な就職先人間生活学研究科 人間発達学専攻